アタシハトベル

作詞・作曲 おもち

7畳の部屋で一人 少女は窓
今日もまた一人 空を眺めている
四角いテクスチャばり キューブの檻
白いベッドで少女は 世界を知る

目の前には 12の世界の鍵

数字 ネオン サイケな ドアを開けて
森の中 鳥に会い またさよなら  
気がつけば 4つのキューブ 頬をつねる

意味を 無くし さまよい 出会い 別れ
少女はただ走り求め 意義を無くす

あたしはここです ここに存在します
モノクローム 感じて
ただそこに在るだけ それだけでもいいの
少女は叫んだ

暗闇 カーキ色の道を歩く
白黒 5本の手が 泣き止まない
一つ 二つ 染めてゆく
あかく 咲く 花が
語る 「ほら ここはそう
よくできた ゆめ」

意義を 求め かみしめ 走り 転び
少女はただ泣き叫んで 耳をふさぐ 

世界がくずれて 世界が終わってく
涙が 枯れてく
あたしを求めてよ あたしを信じてよ
少女は叫んだ

思い出 一つ一つ 産み落として
少女は 卵に言う ありがとうと

何度 何度 求めてもらうために
夢を見続けた少女は 答えを得る

あたしを求めて あたしを信じてよ
少女は叫んだ
ただそこに在るだけ それだけでもいいの
少女は叫んだ
世界がくずれてく 世界が死んでいく
涙が 枯れてく
もう疲れたんだろう もう休む時だよ
叫びは途切れた

朝焼け ベランダで 少女は夢を見る
おやすみなさい
      
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